つぶやき一行/2020-11-03
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難解な本を読む読書法「指読」の効用
【『独学大全―絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』(読書猿さん著)】の中に読書法についてにフーーンって思った記載があったので紹介します。
難しい本の読むのにベストな「指読(Pointing Reading)」
読んでいる文章文字を指などでなぞりながら読んでいく読書法で、難しい内容の本や知識のないカテゴリーの本を読むのに適しています。
文章の理解できるところは頭の中で音声化せずに目でなぞるだけにします。一方、内容の理解できていない部分は指の移動をゆっくりにしたり止めたりして理解できるようにゆっくり考えながら読み込むのです。
読む気力がでないときにも「指読(Pointing Reading)」!
読む気力がでないときに本を読み始めても、気が散って読書に集中できません。読んでいるつもりでも気がつけば随分と先に進んでいるのに何が書いてあったか全く頭に残っていないということになりがちですね。
このような集中力がないときや読む気がしないときに「指読(Pointing Reading)」は役に立ちます。文字を頭の中で音声化したり実際に声を出して音読したりすることもいいでしょう。
私の「指読法」を紹介
私は1回目に読むときは0.7ミリのシャーペンで多めに下線を引き、2回目はその下線部のみを読み返し緑色のボールペンで要約となる箇所に下線を引きます。さらに3読目はポイントとなる単語をオレンジの蛍光インクのボールペンで囲みます。
マーカーや色ボールペンなどで重要と思う文章に印をつけると、後で読み返すときに時間を節約できます。
ただし、下線などマークをつけてしまうと、マークをつけていないところは目に入らなくなってしまいます。ですから何度も何度も読み返したい本はもう1冊おなじ本を買うことにしています。
電子ブックの場合は同じ本を買うことができないので紙の本を別に買うことにしています。思想や哲学の本なんかは2冊目を買うことがありますが、ビジネス書や自己啓発本で2冊目を買うことはまずありません。
まとめ
指読は難しい内容や馴染みのないカテゴリーの本を読む時と、やる気が出ない時の読書法として最強の読書法です!