言たか放題/2015-02-18
Tag: あがり症
パソコンであがり症を対処?
マサチューセッツ工科大学(MIT)の学生が、あがり症の対処訓練ソフトを開発しているのだとか。
あがり症もその程度が、主観的に著しく苦痛であるか、あるいは公私ともに支障を来すほどであれば社会不安障害という病気と見なされます。
このような人向けに、コンピュータ・グラフィック(CG)と話すという会話のシュミレーション訓練ソフト「MACH(My Automated Conversation coacH)」が開発実験中とのことです。
今のところ、就職面接を想定したプログラムが検証中であるようなのですが、一定の効果があがっているようです。
あがり症の最良の対処法は「段階的暴露」、これに尽きます。
ところが、この段階的暴露、なかなか実行できないのが現実です。
段階的暴露を実行する機会も状況も、そして勇気もないのがあがり症の方の特徴です。
MACHが実用化され、日本語版がネット上で利用できるようになれば、実施困難な段階的暴露の第一歩が踏み出せるようになるのですけど。
開発の進展が待たれるところです。