あがり・うつ・不安・不眠の方々へ 赤坂心療クリニック ℡092-737-2660

FrontPage/2024-01-08

Top / FrontPage / 2024-01-08

Tag: プチ記事

文字サイズ:

フルーツでうつ病は防げる!

最新の研究によれば、中年期におけるフラボノイド豊富な果物の摂取が、後期の「うつ病」と関連していることが分かったとのこと。

ジュースではダメだそうですけど、「最も摂取が少ない」グループと比べて「うつ病」のリスクが

  • 「果物の総摂取量が最も多い」グループ
  • 「フラボノイドが豊富な果物を最も多く」摂取するグループ

では、有意に低かったことが示されました。

特にフラボノイドが豊富な果物が精神的な健康に良い影響を与える可能性を示唆しています。フラボノイドが含まれた、特にジュースを除いた果物の摂取がMDDのリスクを低減する要因となり得ることが示唆されました。ジュースではなく、果物全てを食べることがポイントです。

総野菜と果物、総野菜、または総果物にはMDDとの有意な関連が見られなかったため、フラボノイドに焦点を当てることが強調されています。この研究結果は、健康な食習慣が心の健康に寄与する可能性があり、特に日常の食事にフラボノイド豊富な果物を組み込むことがうつ病のリスクを軽減できる生活習慣になることが示唆するものですね。

フラボノイド豊富な果物

  • ブルーベリー
    • アントシアニン
  • オレンジ
    • ヘスペリジン
  • ストロベリー
    • ケルセチンやクェルセチンなど
  • リンゴ
    • 皮にはクェルセチン
  • グレープフルーツ
    • ナリンギン

これらの果物は、抗酸化作用や健康に対する潜在的な利点をもたらすフラボノイドを含んでいます。バラエティ豊かな果物を食べることで、様々な種類の栄養素や健康に良い成分を摂取できます。

フラボノイドの量が100g当たり50mg以上の果物

  • りんご
  • なし
  • 柑橘類(みかんなど)
  • いちご
  • ぶとう

参考文献

Article
Open access
Published: 26 September 2022
Association between vegetable, fruit, and flavonoid-rich fruit consumption in midlife and major depressive disorder in later life: the JPHC Saku Mental Health Study
Zui Narita, Shoko Nozaki, Ryo Shikimoto, Hiroaki Hori, Yoshiharu Kim, Masaru Mimura, Shoichiro Tsugane & Norie Sawada Show fewer authors
Translational Psychiatry volume 12, Article number: 412 (2022) Cite this article

powered by HAIK 7.3.7
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional