FrontPage/2024-02-10
Tag: プチ記事
腸内細菌の加齢性変化
北海道大学の研究によると、70歳以下の中高年者と比べて70歳を超える高齢者では・・・
- 明らかにαディフェンシンの量が減少
- 腸内細菌のバランスに変化が起こっている
- このことより加齢によって自然免疫が衰える
とのことをが初めて分かったとのことです。この発見は、加齢による腸内細菌叢の変化で自然免疫が衰えることが初めて示し、αディフェンシンの分泌を促進することで腸内細菌のバランスを整える方法が探られ、病気の予防や改善に応用される可能性があるとのこと。
参考;αディフェンシンとは
αディフェンシンは、
- 侵入前の異物を待ち受け迎撃する抗菌ペプチドと呼ばれる物質の1つ
- 人のαディフェンシンは6種類
- 腸のものは
- 外来の細菌をやっつける
- 常在菌は維持する
- 腸内フローラを維持する
という働きがあるとのことです。