monologue/2012-04-22
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絶滅危惧疾患?
典型的な古典的うつ病。
現在では、かなり珍しいと言っては失礼ですが、殆ど見ることがなくなってきました。
最近のうつ病は、新型うつ病とまでは言わないなでも、殆どが不適応型うつ病の要素を持っている方が多いのです。
頑張って頑張って、頑張った末に、うつ病になるパターンの方は見なくなってしまいました。
不適応型のうつ病の方は、傷病手当金が出なくなると何故か治ってきます。
仮病(詐病)というのではなく、本当にうつ病なのですが、環境側の譲歩がないと、なかなか治らないのです。
新型うつ病のように、旅行を楽しんだり、生活を楽しんだりすることが本当にできない状態になります。
しかし、環境側が思った方向に調整できると、急激に良くなってきます。
抗うつ薬もあまり効果を現さないのですが、環境の調整は著効するようです。
近年の報告では、軽症や中等度のうつ病に抗うつ薬効果がないという発表が複数報告されています。
これは、海外でも上記のようなうつ病が増えているという傍証なのかも知れません。