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言たか放題/2016-11-02

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ワンコの効用

ペットと一緒に暮らす人は、心身の健康度が高いという研究が多数あるといいますが…

次のような研究報告が知られています。

①子供の免疫力が高まる。

②心血管系の疾患が少なくなる。

③心理的安定を向上させストレス反応を和らげる。

④身近に犬がいる時とない時とを比べて、休みの状態と大声で本を読んだときの子供らの血圧と心拍数が、犬がいる場合、血圧が著しく下がった。

⑤アメリカの児童心理学者(ボリス・レビンソン)が飼っているワンコを面接のとき患者である子供と同席せると、子供のトラウマ反応が緩和された。

⑥アメリカのナーシングホームで、ワンコとニャンコとインコを大量(主にインコですが…)を導入して世話してもらったところ、薬剤費が38%、死亡率が15%それぞれ減少し、特に向精神薬の減少が著しかった。

などなどです。

では、なぜ、このようにワンコ(ペット)は、良い効果をもたらすのでしょうか?

①犬が示す無償の愛が、癒し効果を発揮する。

②人には話せなくとも、辛いことをワンコに話すことでカタルシスとなる。

③ワンコは家族であり、ワンコを介して家族の結びつきが強まる。

④子供が1人で留守番しているとき、子供に安心感を与える。

⑤ワンコとの散歩で運動が促進され、循環器機能の改善やセロトニンの分泌が促される。

などが考えられます。

しかし、

ワンコの癒し効果だけではないかも知れません。

嘘か真か真偽のほどは分かりませんが、

高名な研究者が著した著作では、

ガンを克服した患者さんの多くに、

自分の生き方は自分で決めるというような、

主体的に生きるという構えが、

ガンからの回復に重要なポイントであったとしています。

ワンコを世話するということでの、

自己以外の存在への責任を持つという構えや、

主体的に自分の人生を生きる構えが、

生きる本能を活性化してくれることが、

一番のワンコ効果なのではないでしょうか。

そう、わたしは考えています。

皆様は如何お考えでしょうか^ - ^


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