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dokusyo/2015-11-13

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Tag: 読書 書評

「水木さんの幸福論」

水木しげる著。

自称、生まれながらの変人?

生に自然の中にと言っていい精神性を見ていた節があるのは、

写真家サルガドとあい通じるところがある?

小さい頃から死後の世界への憧れ的興味を持ち続けた。

死ぬとき人間はどうなるのかとの単純な(純粋な?)興味から、

弟を海に突き落とそうとしたのだとか。

のんびり、自分本位にしたいことだけを一所懸命していたい、

というのが水木ルールだという。

貧乏神から妖怪いそがしに乗り移り替えられはしたが、

晩年、水木ルールに回帰した。

娘から妻と共にあることに幸せがあるのだろうと見えた氏の幸せは死後も続く。

本書のおわりにの最後は…

「ではまた 、あの世で 。いずれお会いできる日を楽しみにしている。」

である…

平成27年11月30日。

享年、93歳。

あの世で、鬼太郎の新作を見られることを楽しみにしています。

合掌。

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