dokusyo/2016-02-01
「小学生のボクは、鬼のようなお母さんにナスビを売らされました。」
原田剛著。
筒井則行絵。
「親」という字は、
「木」のうえに「立」って、「見」る、
と書くのだそうです。
確かにそうですね。
この絵本…
荒い線で描かれた、版画のような、チョッピリおどろおどろしい絵。
内容を示唆するような画風ではありませんが、
読み返していくうち、優しい絵よりこれがいいと思えてくるのは不思議です。
1回目より、再読時の方が泣けてきます。
涙活の効果を測る心理実験で、映画「火垂るの墓」を見せるのだそうですが、
初めて観た時より、2度目に観たときの方が、涙が出やすいのだそうです。
この実話に基づく童話も、
二度目、三度目の方が、涙を誘います。
内容は、買って読んでくださいm(_ _)m