つぶやき一行/2021-08-20
会話が苦手な人の話題の探し方
会話の苦手な人は多いものです。特に対人緊張のある人にとって、他人と会話すると何を話していいか分からなくなって「頭が真っ白になってしまう」ものですね。そんな人の話題の探し方のヒントについて書かれた本があったのでチョットだけ紹介します。この本の著者は話し方と人間関係の研究に長年従事して、トーク&コミュニケーションアカデミーという会社を経営する金井英之氏です。話題の見つけ方、それはズバリ「たのしくはなすこつ衣食住(楽しく話すコツ衣食住)」です。なにかというと・・・
話し下手の人は他人と会話していて会話の話題を探すのに苦労して、何を話していいのか分からなくなってしまうことがよくあるものです。そこで金井英之氏は次のようなジャンルから話題を探し出すことを本の中で提唱しています。
- た→旅
- の→乗り物
- し→仕事
- く→クニ(出身地)
- は→ハヤリ(流行)
- な→仲間
- す→スポーツ
- こ→子供
- つ→通信
- 衣→ファッション
- 食→グルメや相手が好きな体験談
- 住→住まいや隠れ家
会話の最中に相手の興味のあることをサーチして話題を探していくというのです。そのための話題のジャンルの分け方が上記のジャンルです。これらのジャンルのなかで「相手が興味がありそうなものを感じとって話題を紡いでいく」といいのだそうです。はじめは難しそうに思えますけど、繰り返し意図的にやっていくと、無意識が半自動的に話題を見つけてくれるよういになると思います。簡単ではありませんが、緊張度の低い相手から繰り返し練習していくことがポイントです。お試しあれ。
情報源
金井英之氏の著書。
『どんな人とも10秒でうちとけて話せる本』
『どんな人ともあとで落ち込まず話せる本』
『どんな人とも会話がとまらず話せる本』