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つぶやき一行/2021-09-27

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Tag: 今日の「へーっ」

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天の火

ソドムとゴモラは本当にあった?

旧約聖書に出てくる天の火により滅びたというソドムとゴモラですけど、天の火が本当に生じていた可能性を示す調査結果が、科学雑誌Scientific Reportsに掲載されたので紹介します。トリニティー・サウスウェスト大学(米国)などの研究です。

まずソドムとゴモラとは?

性的に退廃していることが神の怒りに触れ、天から硫黄の火(天の火)を降らされて滅ぼされていると旧約聖書に書かれているのが、ソドムとゴモラという古代都市です。

天の火と見られる痕跡が見つかった!

ソドムとゴモラを滅ぼしたという天の火ですけど、隕石の空中爆発ではないかという痕跡(こんせき)を示す所見が発見されました。トール・エル・ハマムという古代都市の遺跡から、高温により生じたと思われる変色のある頭蓋骨が出土したのです。

トール・エル・ハマムとは?

トール・エル・ハマムは、約3600年前に死海近く(中東ヨルダン)にあった古代都市らしいです。そこには巨大な城壁や宮殿、神殿群などが備わっており、数千年も繁栄していたものの、紀元前1650年ごろに社会文化活動の痕跡が突然なくなり、その後、数百年間も人間の社会文化活動がなかったことが分かっています。この遺跡で超高熱爆発の痕跡が発見されました。

隕石爆発の証拠

トール・エル・ハマムの遺跡からは、高温でしか存在しないジルコンの結晶が発見されており、超高温を生じさせる隕石爆発が起こったのではないかと推定する科学者もいました。今回の調査で、そのような高温により生じたと思われる変色のある頭蓋骨に加えて、超高温で融解した屋根用粘土やレンガなども多数見つかったのです。その他、詳しくは述べませんけど、超高温状態が生じたという根拠が発見されました。

旧約聖書は真実を描写している?

ソドムとゴモラのお話が事実であるとするなら、モーセの海割りも真実の可能性あり?実はその可能性が報告されています。YouTubeにシュミレーションの動画が公開されています。(http://www.youtube.com/watch?v=XZqIZqDh1ns)。
旧約聖書は真実を書き記した記録書ともいえるのかもしれませんね。

情報源

Ted E. Bunch et al, A Tunguska sized airburst destroyed Tall el-Hammam a Middle Bronze Age city in the Jordan Valley near the Dead Sea, Scientific Reports, volume 11, Published: 20 September 2021, Article number: 18632 (2021). https://www.nature.com/articles/s41598-021-97778-3

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