言たか放題/2015-06-08
Tag: 心理
パートナーが仕掛ける罠?
親密さの中の一寸した敵意というものがあります。
依存欲求やこうあって欲しいという願望の陰で生じる不和のネタ探しとでも言えるでしょうか…
日常生活で、パートナー(配偶者や恋人)が悪意なく仕掛ける罠とでもいえるもの。
たとえば、
男「〜しとくよ」
↓
女「いいわよ、帰ってきたら私がするから。ユックリしてていいよ」
↓
男「そうかい、悪いね」
↓
女「うん、しとくわ」
互いに心の余裕があるときは、それぞれの思い遣りから生じる会話ですが、これがどちらかに心の余裕がないとき…
男「~しとくよ」
……【疲れているんだから本当は~して欲しいんだけど】
↓
女「いいわよ、帰ってきたら私がするから。ユックリしてて」
……【私だって疲れているんだから~は僕がするって言って欲しいのに】
↓
男「そうかい、悪いね」
……【ラッキー】
↓
女「うん、しとくわ」
……【この人はいつもそうなんだから。私のことをちっとも考えてくれていないわ!】
こういったことの積み重ねが破局に至ることも…?
依存欲求や大切にされたいという思い
↓
相手への表面的配慮心
↓
「私がしておくわ」発言
↓
相手への表面的配慮↓
「いえ私の方がしておくわ」
↓
依存欲求や大切にされたいという思いから言葉通りに真に受ける
↓
その裏にある相手側の依存欲求や大切にされたいという思いを見なくなる
↓
相手側の被害的心情の発生
↓
不和の芽生え…
この不和の芽を小さなうちに摘んでおくことが大切です。
そのためには、パートナーへの表面的でない真の思い遣りを育てていくことが必要となります。
まずは意識すること。
「ほんの少し幸せな気分になってもらうためにはどうしてあげればいいのだろうか?」
「パートナーは今なにを本当は望んでいるのだろう?」
と考える習慣をつけることが解決策かもしれません。
一度、こういう発想でパートナーとのコミュニケーションを観察してみるのはいかがでしょうか?