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言たか放題/2015-06-16

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Tag: ふと思ったこと

マザー・テレサの言葉

ノーベル平和賞で有名なマザー・テレサは、1950年に「神の愛の宣教者会」を設立し、ホスピス、HIV患者のための家、ハンセン病者のための施設(平和の村)、炊き出し施設、児童養護施設、学校などの運営と悲運な人々の救済を行いました。

そのマザー・テレサの言葉として知られているのが次のようなものです。



・「思考」に気をつけなさい、それはいつか「言葉」になるから。

・「言葉」に気をつけなさい、それはいつか「行動」になるから。

・「行動」に気をつけなさい、それはいつか「習慣」になるから。

・「習慣」に気をつけなさい、それはいつか「性格」になるから。

・「性格」に気をつけなさい、それはいつか「運命」になるから。


思考すなわち考えていることは、人をその考えに沿った情報にしか気づかなくさせます。

そして、その考えに沿った情報しか脳に入力しなくなります。

それを繰り返していくうち、その考えは強固に固定化して、新たに考える内容もその考えに沿ったものしか発想されなくなってしまいます。

終にはマザー・テレサの言葉通りに、その考えが性格化してその人の運命まで変えてしまうことにもなってしまうでしょう。

ネガティブに『だけ100%』考えてしまえば、ネガティブな運命が待ち構えることになるかもしれません。

ネガティブな状況を無理矢理ポジティブな考えるのもよくありませんが、

ものごとをあるがままに客観視して、

ネガティブなことに隠されている、あるいはその周辺にある気づいていない『小さなポジティブなことを発掘する』必要があるのではないでしょうか。

小さなポジティブなことは、与えられるだけのものではなく、自分が与えることのできるものであるかも知れません。

ノーベル平和賞の受賞インタビューの中で「世界平和のために私たちはどんなことをしたらいいか」と尋ねられたとき、

マザー・テレサの答えは次のようなものでした…


『家に帰って家族を愛してあげてください』

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