言たか放題/2016-01-15
Tag: 速読
速読の誤解?
速読に憧れる多くの人は、
パッと見ただけで内容が全て理解でき、1冊10分とか15分で読めるようになることを期待しています。
しかし…
速読はごく一部の天才(サヴァン症候群的特殊脳機能上の才能を持つ人?)を除いて、
一目見ただけで、見たページを瞬時に理解できるようにはならないものだそうです。
ちょっと脱線してサヴァン症候群ですが、
初めて報告されたサヴァン症候群の症例は、
膨大な量の書籍を短時間読んだだけで、
本の内容を全て記憶し、
しかもその上、その本を逆から暗唱できるという離れ業ができるような人でした。
このような特殊能力を持っている人でない限り、
私たちが無意識の前提として憧れるような速読は、
実は出来ないということなのです。
ところがところが、
苫米地英人氏によれば、思考のクロックサイクルを上げ記憶のバッファを活用することで、
1ヶ月に300冊を、
一字一句、味わって読めるようになることが、人間の脳にはできる可能性があるのだそうです。
ただし、数年訓練する必要があるのだそうですが…
本当かなぁ。
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(注)クロックサイクルとかバッファというのは?
クロックサイクルとはパソコンのCPUのようなもので、処理速度を決めるスピードと考えていいと思います。
一方、バッファというのはパソコンでいうならメモリーに相当するものでしょう。
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でも、苫米地氏はそれだけの読書をしているというのですから、できるのでしょう。
YouTube動画でも、苫米地氏のやり方で訓練して月に1000冊読んでいるという方の動画があるので、
やはり実際にできるのでしょうねぇ…
これができるようになるための第一の訓練は、1行先を見ながら1行後を1行丸ごと読む訓練だそうです。
実際やってみると、
1行丸ごと認識するのは難しいのですが、
2行を同時に読んでいくことはなんとなくできそうな感じです。
まだまだ1行を丸まま認識することはできないのですが、
数年の訓練ののち、1ページ丸まま認識できるようになることを夢見つつ、訓練を続けることにします。
不定期ですが、経過は順次報告してゆきたいと思っています。
速読に興味のある方はご期待ください^ - ^