太田光と東京外大生
2011.04.08
カテゴリ:ブログ
太田光と東京外大生
昨日(本日早朝?)、テレビ番組で、太田光と東京外大生のトーク番組がありました。そこで…。
外国留学生が、ガングリオンという関節のできものを医師に診てもらったとき、骨じゃないですね、ガングリオンでしょうかね、どう思います? などと言われ、あなたが医者でしょ。私に聞かないでよ。医者のあなたがはっきり診断してという思いになったというエピソードを激白していました。
海外では、医師があなたは○○ですと断言するというのです。
これは、当たり前のように思います。
医師が専門性を発揮して、責任をもって診断するのがすじでしょう。
日本人の特性なのでしょうか。
近年、十分な説明による同意であるとか、患者さんの自己決定権と概念が紹介されて、一般的にも知られるようになってきました。
その関係か、いくつかの治療的選択肢をお示しして、その中から納得できる治療法を選択してもらうという診療態度が推奨されたという経緯があります。
このあたりが、日本人の特性と変なところでリンクしてしまったのでしょうか。
やはり、医師が専門的責任をもって、自らの診断を納得できるまで説明し、推奨する治療法をお示しするのが、専門家としての構えではないかと思いました。