あがり と うつ のクリニック
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2014.07.06
ビジネス書は侮れない!
ビジネス書を読んでいると、意外な発見や精神医学とくに認知心理学や認知行動療法と共通する観点からの主張があることに驚くことがある。専門書、特に精神分析関係の書物から実臨床に直接役立つ知識を得ることが…
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2013.06.24
死生学
「死生学1死生学とは何か」島薗進・竹内整一編を読んで。死生学とは、英語ではDeath Studies(Thanatology)即ち「死」学である。死というもの、あるいは死にまつわる心理や生き方・…
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2013.06.10
共感しうる自死
「フランケンシュタイン」メアリー・ウルストンクラフト・ゴドウィン・シェリー著。本邦ではあまり読まれていないらしいが秀作である。原題は「Frankenstein: or The Modern Pr…
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2013.06.03
ホスピタリティ
「リッツ・カールトンが大切にするサービスを超える瞬間」:高野登著:読了。リッツのキーワードはホスピタリティ。お客さまに喜んで貰えるホスピタリティを生みだすためには、スタッフが高い理念を保持して情…
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2013.05.27
ウィトゲンシュタイン2
「知性の限界 不可測性・不確実性・不可知性」高橋昌一郎著を読んで、予期せずウィトゲンシュタインについての記述が相当あって、何か得した気になった。ウィトゲンシュタインがゲイであったとか、兄3人が自殺…
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2013.05.25
ウィトゲンシュタイン
回想のウィトゲンシュタイン:ノーマン・マルコム著:読了。神経をすり減らしつつもウィトゲンシュタインに人間愛を投企し続けたマルコムの著。フロイトの精神分析に示した敵愾心は、自らのパラノイア的心性を見…
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2013.05.13
「マルチメディアで学ぶ臨床心理面接:倉光修ら」を読み終えて
本の内容からの考察ではないけど、幾つか思い及んだことがあった。まず、面接の中で語られる「こと」は、「その人にとって」どのような内的意味があるのか?…に鋭敏かつ繊細である必要があるということ。そし…
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2012.09.23
今日の読書は…
「清貧を楽しむ 人生哲学として読み直す『養生訓』」。読後のコメント。高橋聰典著。我慢-努力-非他罰-志し高く…江戸時代の文化本は、厳しいが、きっと「世の中、偉い人の言うことは違うねぇ」と江戸っ子…