ストレスに弱い人はどうすれば強くなれるか?
ストレスに弱い人はどうすれば強くなれるか?
ストレスに強い人がメンタル面の病気にならないとは必ずしも言えないのですけど、病気になりにくいことは確かでしょう。ストレスに強い人と弱い人の特徴から見えてくるストレス対処法について参考になればと記事にしました。
ストレスに強い人の最大の特徴
自分に生じた出来事のネガティブな側面だけに意識が集中することなく、ポジティブな事実やネガティブでもポジティブでもない中立的事実や状況にも、無意識的に注意が向いているというのが、ストレスに強い人の最大の特徴と言っていいでしょう。
ストレスに弱い人が注意するといポイント
ストレスに弱い人の最大の特徴は、ストレスに強い人のストレスに強い人の逆ということです。自分に生じた出来事のネガティブな側面だけに意識が集中するということですね。自分に生じた嫌なことをグリグリ何度もくり返しくり返し考え込込むことは言うに及ばず、何気ない言動や状況をネガティブに解釈してウツウツと考え込みます。
これを反芻というのですけど、この反芻に気づき、意図的にネガティブなこととポジティブなこと、ネガティブでもポジティブでもない中間的なことの割合を客観的に円グラフで図に描いて眺めるようにするといいでしょう。感覚的にネガティブなことにだけ意識が集中している状態では、脳は、100%状況はネガティブなことに満ち満ちていると思い込んでしまっています。けれど、グラフ化してネガティブ-ポジティブ-中間的なことの割合を客観視することで、ネガティブなことが100%ではないのだと脳に知らせてあげることで、ストレス反応は軽減できます。
ストレスに弱い人の細かい特徴
これらはストレスに強い人にはない特徴です。なかなか治すことができないのですけど・・・
- 嫌われたくないので断れない
- 聞きたくない人の話にも付き合ってしまう
- 感情的に巻き込まれる
- 人の意見に惑わされやすい
- 他罰的である
- 他人の非を憎み怒り許さない
- 悲劇のヒロイン的に自己満足する
- 他人や運命を恨む
- 他人と比較して嫉妬して落ち込み悩む
- 自分とは関連のない領域での他人の行動を批判する
- 努力を継続できないか直ぐ怠ける
- 自分ではどうすることもできない事柄に捉われて気持ちを切り替えられない
対応法は?
これらは生来的な特性に近いものですから変えることが難しいのですけど、少なくとも、そうであるとその都度、気づいて、今この状況でこの考え方が適切なんだろうか?と自らに問う習慣をつけることが1つの対策になるかも知れません。