レナードの朝
2012.03.10
カテゴリ:ブログ
レナードの朝
Tag: 映画
原作を読むべきか?読まざるべきか?
映画「レナードの朝」は、嗜眠性脳炎にパーキンソン病の新薬をつかうことで、昏睡状態の患者が意識を取り戻すものの、却って苦悩を感じ、徐々に薬の効果もなくなって昏睡状態へと戻っていくという筋立てでした。
ロビン・ウィリアムズとロバート・デ・ニーロが、それぞれ医師と患者を好演しました。
わたしも感動したのを覚えています。
しかし、米国の神経学者オリヴァー・サックスのノンフィクションが原作というのを知ったのは最近のことでした。
原作は、フィクションではなく、オリヴァー・サックスの実際の臨床記録のようです。
「嗜眠性脳炎」患者20名のL-DOPA投与経験を症例報告風に綴ったもので、映画となったレナードは20人の中の1人だそうです。
小説でないということで、原作を読みたくなりました。
しかし、700ページ近い症例記録。読みたいけれど、買うか!買うまいか?……迷います。