男の映画だ!
2013.07.29
カテゴリ:ふと思ったこと
男の映画だ!
何年ぶりかに映画館に来た。
ジブリの…風立ちぬ。
これは、
男の映画だ!
セロ戦の開発責任者「堀越二郎」をモデルにして、同年代の堀辰雄(共に東京帝大卒)の小説「風立ちぬ」の内容を取り入れ、架空の妻「菜穂子(堀辰雄に同名小説あり)」と、同級生の死を内的に昇華したといわれる新井由美の「ひこうき雲」をリミックスした名作といえるもの。
ただし、相当マニアックか?
この映画が、どうして興行成績トップなのか不思議でしょうがない。
子供には分からないと思う。
乙女の心も…掴むことは難しいはず。
魂を揺さぶられるのは、
"少年の心"を持ち続けている大人だけじゃないかな。
そんな"少年"なら泣いてしまう。
監督した宮崎駿は泣いたらしい。
映画がおわって、
何と、
エンドロールが終わっても、
場内の照明が明るくなるまで、
殆どの人が席を立たなっかった…
嬉しかった。
殆どいつも、エンドロールが始まるや否や、ほとんどの人が立ち上がって帰ろうとしてしまうのに。
映画好きが多かったのかな?
少年の心を持った乙女や子供たちが多かったのかな?
わたしの偏見か?
…
でも妻は進行が遅くて途中で寝たと言っていた……