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ヒューリスティックとメタ認知

ヒューリスティックとメタ認知

高橋昌一郎著「感性の限界」によれば、

ヒトの認知活動は、

①ヒューリスティック処理システム(遺伝的直感的自動的即時的)

②分析的・系統的システム(後天的論理的理性的熟考的)による二重支配で制御されており、

両者に葛藤が生じると①が優先的に選択されるらしい。

このヒューリスティック処理システムと分析的・系統的システムは、それぞれメタ認知システムと認知システムに置き換えて理解することができるかも知れない。

ヒューリスティック処理システムは、利己遺伝子の利益を優先し、遺伝的に組み込まれたような意思決定の思考システムで、

分析的・系統的システムは、個体の利益を優先する後天的に学習されたものであるとか。

「メタ認知」は認知をコントロールする認知であり、「認知」は経験や学習による情緒的かつ論理的な統合的思考システムであると思われる。

両分類に本質的違いはあれど、何か似ていると思うのは小生のみか?

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