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リハビリとハビリ

リハビリとハビリ

以前、恩師からリハビリとハビリというお話を聞いた覚えがあるのですが…

リハビリとは勿論、一度獲得した機能が障害されてのちに、機能を回復するための訓練のことです。

では、聞きなれないハビリとは何でしょうか?

これは、リハビリテーションからリ(re)を外したハビリテーションのことです。

一度獲得した精神機能、例えば、努力する本能や自分で自分の生活を切り開いていこうという前向きさなどが、うつ病などメンタル面の病気によって障害された時に、病状の回復に従ってハードルの低い活動から徐々に行って回復を促進するのが、メンタル面でのリハビリテーションになります。

しかし、自分で自分の生活を切り開いていこうという前向きさなどが獲得されていないが故に病気になった場合には、リハビリではなくハビリ、即ち、自分で自分の生活を切り開いていこうという前向きさなどの精神機能を育成していくことが必要となります。

しかし、このハビリテーションが医療機関で可能かといえば、殆ど不可能に近いというのが現実でしょう。

自分で自分の生活を切り開いていこうという前向きさなどの精神機能は、養育、教育、競争を含む仲間体験や指導者との関係性の構築、さらには読書や情報入力などなど様々な要素が関与するものであるからです。

自分で自分の生活を切り開いていこうという前向きさなどの精神機能が獲得されていないが故に病気になった方々は、治療的自助努力を行う選択を取ることが困難なようです。

「努力はしませんが治りたいのです!」…

治療は進展しません。

糖尿病の方が、

「血糖が高くて、この先、足が腐ってきたり目が見えなくなるようなことにはなりたくありません!」

「でも、運動はきつくてしたくありません。好きなものを好きなだけ食べたいので食事制限なんて私にはとてもできません。」

と言われたら、どんなに良いお薬を使っても糖尿病は治療(コントロール)しようがありません。

メンタル面での回復努力は、長期に病気から回復しない方々には必須のものなのですが、ハビリが必要な方々には、やはりその選択が難しいようです。

このような方々へのハビリテーションが施行できる社会機構を作ってもらいたいものです。

現在利用できる社会制度では、就労移行支援事業は、ハビリテーション機能を多少は持っているのかもしれませんが、社会制度を含め、医療もまだまだ無力だと感じてしまいます…

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