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老後の宿命!フレイルとは?

老後の宿命!フレイルとは?

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この頃、5〜10分くらいでも仰向けで寝ていたりスマホを操作していると、起き上がるのに手間取るようになってきました。どこと言って痛いとかいう訳ではないのですけど、ヨイショ!って気合を入れないと起き上がるのにモタついてしまうのです。

歳をとってくると普通は意識せずに動けていたものが、介護まではいらないものの動くのに手間どるようになってきます。このような状態がもう少し目立つようになると「フレイル」という要介護者と健常者の中間的な状態になるのだそうです。

フレイルとは?

「厚生労働省平成21年3月「介護予防のための生活機能評価に関するマニュアル(改訂版)」によれば、

  1. 6か月で2~3kg以上の体重減少
  2. 握力が男性で26kg未満・女性では18kg未満
  3. 特段に疲れるようなことをしていないのに疲労感がある
  4. 意識せずに普通に歩くときの歩行速度が1秒間に1.0m未満になる
  5. 軽い運動や体操も定期的な運動もしくはスポーツのいずれもしていない

該当する上記の項目が0項目のみが健常で、1~2項目ほど該当するならフレイルの手前のプレフレイル、そして3項目以上も該当するときはフレイルとなります。

私の場合は、体重増加(これはこれで不健康)、握力40kg以上、歩行速度1m/秒以上、そして、運動を定期的にしているという点では当てはまらないのですが、疲労感を感じやすくなっているということから「プレフレイル」に相当します。ちょっとショックですね。

フレイルをもたらすリスクファクター

フレイルになるリスクファクターには次のようなものがあります。

  • 活動性が低下してあまり動かないようになること
  • 孤独になること
  • 社会参加することが減って他人との交流が少なくなること
  • 歩くスピードの低下するなど身体機能が低下してくること
  • 筋肉量が減って筋力が低下すること
  • 体重が減ること
  • 低栄養になること
  • 疲れやすくなること
  • 元気が湧かなくなること
  • もの忘れなど認知機能が低下すること
  • 慢性疾患(糖尿病、呼吸器疾患、循環器疾患、関節炎、抑うつ症状など)にかかっていること
  • 収入が減ること
    このようにならないよう普段から気をつけておかなければなりませんね。わたしの場合は、社会参加する機会が減ったのと多少とも疲れやすさを自覚するのが気になる点でしょうか。

その他のフレイルの身体的兆候はこれ!

  • 階段を手すりや壁をつたわらないと上がれない
  • 椅子から何にもつかまらずに立ち上がれない
  • 15分間くらい続けて歩くときつくて休んでしまう
  • 1年間に1回以上転ぶようになった
  • 転倒に対する不安が大きくなった
  • 堅いものが食べにくくなってきた
  • お茶や汁物などでむせるようになった
    などの現象が出てきたなら要注意です!

わたしは該当する項目はありません。しかし、太腿は細くなってきていて脚力も低下してきています。心しておかないと・・・

わたしが勧めるフレイル対策5選

  1. 運動習慣とくに筋トレを含む運動を習慣づけること
  2. タンパクを含む栄養素をバランスよく食べること
  3. 寝る起きる食べるなどの生活リズムを整えること
  4. 友人知人や趣味のサークルなど会話の生じるコミュニティーに参加すること
  5. 少しでも仕事をしてお金を稼ぐこと
    以上を続けていればフレイルはかなり予防できる信じています。ただし、これはわたし個人の感想であって学術的に検証されたものではない点、ご注意くださいね ^ - ^

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