幸福感を得るために何をするかを決めるための3つの大切なこと+α
幸福感を得るために何をするかを決めるための3つの大切なこと+α
幸福感を感じられるためにはどのようなことをすればいいのでしょうか?調査によれば、所得の高い国に住む人の幸福感が高いわけではありませんし、同じ国で所得額が一定額を超えると幸福感は頭打ちになることが分かっています。幸福感は必ずしもお金でもないようなのです。では、幸福感を感じやすくするためにどのようなことをすればいいのでしょうか?
幸福感を得られるようなことを見つけるための3つの質問
幸福感を感じられるようなことを見つけるには、次のようなことを自分に問うてみるといいでしょう。
- どんなことが「使命」か?Mission
- 自分のやりたいことは何か
- 何が好きか?
- 何をしているときが楽しいか?
- どうなりたいか?
- 何を目指したいか?
- どんな「能力」を持っているか?Skill
- 自分の強みとは何か
- 得意なことは何か?
- どんなことが上手にできるか?
- そのことをするのは苦痛にならないか?
- どんな「価値」を提供できるか?Value
- どんな人に貢献したいか
- 誰を助けたいか?
- 誰の役に立ちたいか?
- どんな人に喜んでもらいたいか?
これらの質問の答えをできるだけ多くみたすようなことが、あなたに幸福感を感じさせてくれるものになると思います。
幸福感を感じるためのマインドはゴールではなく方向性!
何も大仰に考えずとも、目指したい方向性に沿って少しずつ歩んでいければ幸福感は感じられるものです。同時通訳ができるようにならなくとも英検3級とか2級とかに合格できれば喜びを感じることはできます。ウインブルドンで入賞できなくても町内のテニス大会で入賞できれば嬉しいものです。エベレストに登頂できなくても皿倉山(北九州の低山:標高622m)に登頂できれば爽快になります。
ゴールということにマインドを置けば、ゴールが簡単に達成できるものなら喜びを感じることはできませんし、逆にゴールが難しすぎるものであれば無力感や空しさ、劣等感などを感じてしまいます。つまり、ゴールに焦点を向けてしまうと楽しくないか空しくなるだけなのです。適度に難しいゴールを目指せばいいじゃないか?って思われるでしょう。けど、そんな時、無意識は常に高度なゴールに焦点化されています。ですから、ゴールというものを設定して行動しても、たいていは幸福感を感じることができないのです。ゴールより、どのようになりたいか?それに向かう方向性を重視することが幸福感を感じる最短の答えなのです。
ゴールは達成されなければ幸福感を感じることができない一方で、ありたい方向に向かって行動していることに意識を向ければ、その瞬間から穏やかな幸福感を感じることができると思います。方向性には未達成ということはないのです。ありたい、なりたい方向性に向かった瞬間から、方向性は達成されてますから。そして何より、方向性には終わりというものがありません。ですから、生きている限り穏やかな幸福感を感じ続けることができるのです。